印象に残ったアニメ 2014年版 [アニメ]
2014年は、クールごとにノミネートと称して、候補作を選んできました。候補作は以下のようになります。
冬期
・ガンダム ビルドファイターズ
・凪のあすから
・キルラキル
・未確認で進行形
・ディーふらぐ!
春期
・彼女がフラグをおられたら
・シドニアの騎士
・一週間フレンズ。
・棺姫のチャイカ
・ラブライブ!(二期)
・となりの関くん
夏期
・ハイキュー!!
・月刊少女野崎くん
・普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
秋期
・棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
・蟲師 続章
秋はちょっとハードル上げすぎましたかねえ……ヤマノススメや甘ブリも面白かったしなあ。
まあ、とにかく、この中から特に印象深い三作品を選びました。
ガンダム ビルドファイターズ
格好いいバトル!個性的なキャラクター!そして熱いストーリー!
プラモ販促のためのホビーアニメで、ここまで熱くなれるとは思いもしませんでした。ガンプラバトルという「遊び」に、全力で取り組む、遊びだからこそ本気になれる。そんなキャラクターたちが格好良かった。
ガンプラ製作の技術は一級品だけど、バトルの方はからっきしのセイ。ガンダムの知識はさっぱりだけど、バトルでは鬼神の如き強さのレイジ。二人のコンビネーションは頼もしく、二人の友情にも胸が熱くなりました。ラルさんやフェリーニ、委員長、アイラといったサブキャラも魅力的でした。
ガンダムファンへのサービスも嬉しかった。よく知るモビルスーツが登場するだけでも嬉しくなりましたし、本来なら実現し得ない夢の対決にはワクワクしました。巧みに仕込まれた小ネタも面白かった。
現在は続編の「トライ」が放送されていますが、少し粗さがあるものの、こちらも面白い。毎週楽しみにしています。
棺姫のチャイカ(AVENGING BATTLE)
一期と二期合わせて。
最初こそ独特の用語に戸惑いましたが、巧みな話運びにすぐに引き込まれました。
提示される謎、そしてそれが徐々に明かされていく展開に、先が気になって仕方がありませんでした。RPGのように旅をしていく、ロードムービーのような雰囲気も面白かった。
戦闘シーンの迫力もすごかった。トールやアカリの殺陣はよく動いて、非常に見ごたえがあったし、チャイカが放つ魔法のエフェクトも格好良かった。
そして何よりキャラクターが魅力的。愛らしいチャイカ、頼りになるトール、アカリ、フレドリカ。無邪気なチャイカに、ツッコミを入れるトール、という光景にはほっこりしました。アカリの真顔でのボケには何度吹き出したことかw
時には敵となる、紅チャイカ一行や、ジレット隊の面々もよかった。紅チャイカとの、白紅コンビのかわいらしさといったら。
劇伴も良かったです。特に戦闘シーンでかかる曲が格好良くて、ついサウンドトラックを購入してしまいました。
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
正直言って、とがったところのない、突き抜けた部分のない作品だとは思います。ローカルアイドルという題材がちょっと珍しいぐらい。でも、なぜこんなにハマったのか考えてみたところ、一つは完成度の高さ、当たり前のことを当たり前にやっていることでしょうか。
主人公・奈々子のろこどるとしての成長が描かれていますが、思い切ったことをしたりするものの、いきなり才能が開花したりすることは無い。地元のイベントに地道に参加して、少しずつ慣れていく様子、知名度を上げていく様子がちゃんと描かれました。
引っ込み思案な女の子、みらいが加わった際も、引っ込み思案なので当然いきなり打ち解けられるわけがないので、一話まるまる使って、チームの一員になっていく様子をじっくりと描きました。
そうやっていろいろなエピソードをていねいに積み重ねていったので、最後の感動につながったのだと思います。ロコドルフェスタのステージでの流川ガールズは最高に輝いていましたし、その後の地元のお祭りに集まった流川市民みんなに受け入れられている様子は、こちらまで嬉しくなりました。
そしてやはり、作品全体にただよう「あたたかさ」。真面目な仕事ぶりを認めてくれてファンになった和菓子屋のおじさん。テレビで知って、わざわざ市外から会いに来てくれたファン。上記の地元のお祭りもそう。また、奈々子達をやさしく見守り、サポートしてくれる叔父さん、沙織さんといった大人達の「あたたかさ」も。
以上が2014年の印象深い3作品です。
それぞれに共通している点は、「良い意味で裏切られた」でしょうか。
ガンダムBFは、視聴前は「ガンプラ題材のホビーアニメ?子供向けなのかな?」という感じでした。ふたを開けてみれば、大人でも熱くなれる良質なエンターテイメント。
チャイカは、視聴前は「またラノベのアニメ化?角川さんも好きだね」という感じでした。ふたを開けてみれば、重厚で見ごたえのあるダークファンタジー。
ろこどるは、視聴前は「このタイトル、奇をてらいすぎてない?TBSもまた妙な原作を引っ張ってくるなあ」という感じでした。ふたを開けてみれば、アレもアレもアレにもハマれなかった自分が毎週楽しみになったアイドルアニメ。
あまり期待していなかっただけに、特に印象に残ったのだと思います。もちろん、印象に残っただけでなく、非常に面白かったです。
例年通り合同企画ですので、こちらも合わせて読んでいただければ。
ヲタブツ、この3本【2014年 アニメを振り返る】
以前の記事
・2013年版
・2012年版
冬期
・ガンダム ビルドファイターズ
・凪のあすから
・キルラキル
・未確認で進行形
・ディーふらぐ!
春期
・彼女がフラグをおられたら
・シドニアの騎士
・一週間フレンズ。
・棺姫のチャイカ
・ラブライブ!(二期)
・となりの関くん
夏期
・ハイキュー!!
・月刊少女野崎くん
・普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
秋期
・棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
・蟲師 続章
秋はちょっとハードル上げすぎましたかねえ……ヤマノススメや甘ブリも面白かったしなあ。
まあ、とにかく、この中から特に印象深い三作品を選びました。
ガンダム ビルドファイターズ
格好いいバトル!個性的なキャラクター!そして熱いストーリー!
プラモ販促のためのホビーアニメで、ここまで熱くなれるとは思いもしませんでした。ガンプラバトルという「遊び」に、全力で取り組む、遊びだからこそ本気になれる。そんなキャラクターたちが格好良かった。
ガンプラ製作の技術は一級品だけど、バトルの方はからっきしのセイ。ガンダムの知識はさっぱりだけど、バトルでは鬼神の如き強さのレイジ。二人のコンビネーションは頼もしく、二人の友情にも胸が熱くなりました。ラルさんやフェリーニ、委員長、アイラといったサブキャラも魅力的でした。
ガンダムファンへのサービスも嬉しかった。よく知るモビルスーツが登場するだけでも嬉しくなりましたし、本来なら実現し得ない夢の対決にはワクワクしました。巧みに仕込まれた小ネタも面白かった。
現在は続編の「トライ」が放送されていますが、少し粗さがあるものの、こちらも面白い。毎週楽しみにしています。
棺姫のチャイカ(AVENGING BATTLE)
一期と二期合わせて。
最初こそ独特の用語に戸惑いましたが、巧みな話運びにすぐに引き込まれました。
提示される謎、そしてそれが徐々に明かされていく展開に、先が気になって仕方がありませんでした。RPGのように旅をしていく、ロードムービーのような雰囲気も面白かった。
戦闘シーンの迫力もすごかった。トールやアカリの殺陣はよく動いて、非常に見ごたえがあったし、チャイカが放つ魔法のエフェクトも格好良かった。
そして何よりキャラクターが魅力的。愛らしいチャイカ、頼りになるトール、アカリ、フレドリカ。無邪気なチャイカに、ツッコミを入れるトール、という光景にはほっこりしました。アカリの真顔でのボケには何度吹き出したことかw
時には敵となる、紅チャイカ一行や、ジレット隊の面々もよかった。紅チャイカとの、白紅コンビのかわいらしさといったら。
劇伴も良かったです。特に戦闘シーンでかかる曲が格好良くて、ついサウンドトラックを購入してしまいました。
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
正直言って、とがったところのない、突き抜けた部分のない作品だとは思います。ローカルアイドルという題材がちょっと珍しいぐらい。でも、なぜこんなにハマったのか考えてみたところ、一つは完成度の高さ、当たり前のことを当たり前にやっていることでしょうか。
主人公・奈々子のろこどるとしての成長が描かれていますが、思い切ったことをしたりするものの、いきなり才能が開花したりすることは無い。地元のイベントに地道に参加して、少しずつ慣れていく様子、知名度を上げていく様子がちゃんと描かれました。
引っ込み思案な女の子、みらいが加わった際も、引っ込み思案なので当然いきなり打ち解けられるわけがないので、一話まるまる使って、チームの一員になっていく様子をじっくりと描きました。
そうやっていろいろなエピソードをていねいに積み重ねていったので、最後の感動につながったのだと思います。ロコドルフェスタのステージでの流川ガールズは最高に輝いていましたし、その後の地元のお祭りに集まった流川市民みんなに受け入れられている様子は、こちらまで嬉しくなりました。
そしてやはり、作品全体にただよう「あたたかさ」。真面目な仕事ぶりを認めてくれてファンになった和菓子屋のおじさん。テレビで知って、わざわざ市外から会いに来てくれたファン。上記の地元のお祭りもそう。また、奈々子達をやさしく見守り、サポートしてくれる叔父さん、沙織さんといった大人達の「あたたかさ」も。
以上が2014年の印象深い3作品です。
それぞれに共通している点は、「良い意味で裏切られた」でしょうか。
ガンダムBFは、視聴前は「ガンプラ題材のホビーアニメ?子供向けなのかな?」という感じでした。ふたを開けてみれば、大人でも熱くなれる良質なエンターテイメント。
チャイカは、視聴前は「またラノベのアニメ化?角川さんも好きだね」という感じでした。ふたを開けてみれば、重厚で見ごたえのあるダークファンタジー。
ろこどるは、視聴前は「このタイトル、奇をてらいすぎてない?TBSもまた妙な原作を引っ張ってくるなあ」という感じでした。ふたを開けてみれば、アレもアレもアレにもハマれなかった自分が毎週楽しみになったアイドルアニメ。
あまり期待していなかっただけに、特に印象に残ったのだと思います。もちろん、印象に残っただけでなく、非常に面白かったです。
例年通り合同企画ですので、こちらも合わせて読んでいただければ。
ヲタブツ、この3本【2014年 アニメを振り返る】
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・2013年版
・2012年版
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