フォトカノ 第10話「天使の舞い」

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• メディア: Blu-ray

第10話、早倉舞衣編。舞衣ちゃんは第4話までの共通ルートでかなりエピソードを消化していましたし、個人的にも好きなヒロインですので、期待したいところです。


前田君のクラスを訪ねてくる舞衣ちゃん。下級生が、それも美少女として有名な子なら、目立たないはずがない。

陰口をたたくクラスメイトのセリフがほぼ原作通りでワロタｗ
『新体操の天使が我がクラスに降臨されましたぞ！』ｗｗｗ

目をキラキラさせる舞衣ちゃんかわいいなあ！


舞衣ちゃんからカツ丼の食レポを頼まれる前田君。例のエッチ本をネタに強要されるわけですが、室戸先輩の話の後だと、まさに因果応報という感じですねｗ

あせる前田君、中の人の信長君の演技がいいですねえ。今度このイベントを原作で観るときは、彼の声で脳内再生されること間違いなしです。

しかし、このあたりの演出は、コミカルで、ちょっと変わっていて面白いですね。特に舞衣ちゃんのイメージ映像はぶっ飛んでるｗ
ちょっとやり過ぎな感じもありますが、このエピソードは写真部ルートのイベントですので、悪く無いと思います。


原作では、新体操の演技をする舞衣ちゃんを撮影するイベントは、実はそれほどないのですが、アニメでは結構そんなシーンが多いですね。本物の新体操の演技はあまり見たことがないのですが、あんな感じなのでしょうか。

新体操の演技のシーン、すごくこっていると思いました。舞衣ちゃん自身の動き、舞衣ちゃんを中心にぐるっと回り込むように動く視点。かなり手間がかかっているように感じます。さすがマッドハウス。


演技に失敗して、演技中にうつむいてしまった舞衣ちゃん。それをとっさに大声ではげました前田君。冒頭のコミカルなシーンから一転して、シリアスな展開。


風邪をひいてしまった？果音の代わりに、舞衣ちゃんとプールに行くことになる前田君。果音、策士ですな。意外と気の回る子だったりするんです、果音は。

ちなみに、プールデートは、写真部ルートの休日デートイベントです。

ネコミミつけて遊んでいたり、ダーツをやっているのは下校デートイベントですね。


前田君の部屋にやってきた舞衣ちゃん。

そして、アクシデントで舞衣ちゃんをベットに押し倒してしまう前田君。
それどうよｗ って感じですが、原作通りですので…。

絶妙なタイミングで帰ってくる果音も原作通りｗ


告白は夕暮れの輝久万川の堤防で。夕暮れの色合いがフォトカノらしいですが、アニメオリジナルの展開。前田君のセリフは原作に近いですが。舞衣ちゃんの反応があっさり目だったのは、ちょっと物足りないかな。


舞衣ちゃんのキャラソンがバックに流れる、最後の一連のシーンは、原作エピローグがベースになってますね。舞衣ちゃんの服装までそのまま。



というわけで、早倉舞衣編でした。

共通ルートでエピソードをかなり消化していたはずですが、やはり若干の詰め込み感、ダイジェスト感が。

それに、話に起伏が少ないように感じられました。

例によって、フォト部ルートと写真部ルートのエピソードが組み合わされたストーリーだったわけですが、うまく噛み合っていない印象。

エッチ本を発見されたことから始まる、写真部ルートのエピソードは確かに面白いです。しかし、それが、シリアスなフォト部ルートの良さを殺してしまっているように感じました。

フォト部ルートでは、選手の選考に漏れてしまった舞衣ちゃんが落ち込み、そして主人公の言葉によって元気を、前向きな気持を取り戻すという、ドラマチックな展開があります。しかし、写真部ルートのストーリーと組み合わされたせいで、そのあたりのカタルシスが無くなってしまっていました。

これなら、中途半端にフォト部ルートの要素を入れたりせず、写真部ルートのエピソードだけでやったほうがまだ良かったのではないかと思います。

今回は構成がちょっとうまくなかったと思います。残念です。



次回はついに、柚ノ木梨奈編なわけですが…次回予告を見ると、妙に内田が目立っています。確かに原作にはりなちーと内田が絡むイベントはありましたが…。「あの」エピソードもどうせ出来ないでしょうし…。次回はあまり期待しないで観ることにします。


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