印象に残ったアニメ 2015春ノミネート

SHOW BY ROCK!!



第1話ではそのビジュアルにびっくりしました。

キャラクターはみんな耳とか生えててケモナー大歓喜なデザイン、そうかと思えば、突然3DCGに切り替わって今度はデフォルメキャラ。なんじゃこりゃ？と。

でも、すぐに慣れたというか、気にならなくなったというか。見た目からは想像できないしっかりした、ストレートなストーリーにすぐに引き込まれていったせいです。

バンド「プラズマジカ」として活動する4人の少女、彼女たちの成長物語がちゃんと描かれていて、個性的なビジュアルに負けないしっかりとしたストーリーがありました。挫折したり、メンバー同士で衝突したりしながらも、絆を深め、前へ進んでいく。

シリアスな部分だけでなく、コミカルなシーンもよかった。シリアスな話の合間に調度よい配分で入ってきて、テンポも良いので、毎回吹き出していました。一番印象的だったのはやはり、シンガンクリムゾンズの顔芸。あれはやりすぎでしょｗ

そして、音楽をテーマにしているだけあって、主題歌や劇中曲も素晴らしかった。アニソンの方でノミネートした「青春はNon-Stop!」の他、「迷宮DESTINY」なども好きです。クリティクリスタの曲はかわいいし、シンガンクリムゾンズは格好良かった。

作画も素晴らしかった。キャラクターのちょっとした動きにも気が配られている印象で、女の子はすごくかわいい。シンガンは中二感満点ｗ CGパートもよく動いて、デフォルメながらちゃんと楽器を弾いているように見えるように動く。最後まで作画が崩れるようなこともなく、クオリティが高かったです。



えとたま



こちらもまず、ビジュアルに驚きましたねえ。

10人を軽く超える女の子（神様ですが）が登場、しかもキャストは人気声優ばかり。そして、この作品も戦闘パートは3DCG。2Dも3Dもとにかくよく動いて、かわいい。戦闘シーンの迫力！

キャラクター原案が渡辺明夫さん、QP:flapperさんということで、キャラクターのかわいらしさにも納得。

そして、ビジュアルのインパクトだけで終わっていません。ストーリー面もしっかりしていました。基本的にテンポの良いドタバタコメディで笑わせながら、にゃ～たんとチュウたんの因縁という、シリアスな話が縦軸としてしっかりあり、毎回「笑い」と「熱さ」が共存した、魅力的な話を展開してくれました。

3話のアレにはまんまとだまされましたけどね！ｗ



シドニアの騎士 第九惑星戦役



一期も抜群に面白かったシドニア、二期はいろいろな面でパワーアップしていたと思います。

特に印象的だったのが日常パート。長道とイザナに、つむぎが加わり、纈（ゆはた）も関わってくるようになって、奇妙な四角関係？にヤキモキしました。イザナがどんどん恋する乙女になっていって、おいおい下手なラブコメよりドキドキするぞ、と。

そして、長道がなにかやらかすたびに大笑いｗ フルCGで長道のあの変顔を表現するポリゴン・ピクチュアズの技術力半端ない。

戦闘シーンもパワーアップしていました。名実ともに「シドニアの騎士」となった長道の神がかり的な操縦技術がすごかった。融合個体ならではの人間離れした戦いを繰り広げるつむぎもすごかった。さらに格好良く、さらに熱い戦闘シーンになり、毎回手に汗握りました。

是非とも三期を観たい作品です。



以上の三作品です。

奇しくも、どれもCGが特徴的な作品になりました。今やどの作品でも普通にCGが使われているようですし、これからどんどん比重が大きくなっていくのでしょう。でも、個人的には手描きアニメーションならではの味も好きなので、うまく共存していければいいのですが。

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