キミキス 感想その2 [ゲーム]
メインヒロイン6人それぞれのスキルート、ナカヨシルート、それに隠しルート2つ(栗生恵、菜々)のエンディングを観ました。とりあえずこれで一区切り。というわけで、あらためて感想なぞ。
(前回の感想はこちら)
アマガミと比較して、やはりボリュームが少ないですね。イベントの数が少ない。まあ、これは、音声データがかなりの容量を食っていそうなので、そのせいのような気がします。音声、映像の圧縮技術はここ10年ほどで飛躍的に進歩しましたから、アマガミでは音声データ以外の容量に余裕が出来たのではないでしょうか。僕の憶測ですが。
スキルートとナカヨシルート、終盤の展開からエピローグはほぼ同じなのですが(これも容量の節約?)、途中のストーリー展開は異なります。それぞれのルートでヒロインの異なる一面が見られて、面白かったです。それぞれのルートでヒロインの性格が違うとか、そういったブレもなく、両方のルートを見ることでヒロインのキャラクターがよくわかります。存在感が増します。
特に印象的だったルートは、星乃結美スキルート、祇条深月スキルート。アマガミではあまり感じられなかった「切なさ」があって、印象に残っています。星乃さんは転校によっていずれ訪れる別れ、祇条さんは身分違いの恋…。特にひねったところのない、直球なストーリーでしたけれど、それが逆に新鮮でした。
お気に入りのヒロインはやっぱり水澤摩央、二見瑛理子なのですが、星乃結美、咲野明日夏もいいですねえ。というか、みんなかわいいw
星乃さんは、どこか危うさのある、優しい雰囲気、性格がいい。パッケージヒロインなのにその地味さから、空気ヒロインなんて呼ばれることもあるようですがw
そんなことないよ!僕の中ではめちゃくちゃ存在感あるよ!
プールでのキスシーンが印象的でしたね。
アスカターンこと、咲野さんは、毒気のない、はつらつとした明るさがいいですね。男勝りな性格というわけでもなく、意外と乙女な部分もあったりしてかわいい。そばにいると元気がもらえそうなタイプですね。七咲とはまた違うタイプのスポーツ少女。
アスカターン!
祇条さんはお嬢様ということで、どこか独特の雰囲気がいいですね。能登さんの声もはまってます。ナカヨシルートのご主人様プレイにはまいりましたw
里仲なるみ、なるみちゃんは、暴走特急と呼びたくなるw まっすぐで、積極的すぎる主人公への好意がすごかった。かわいいんですけど、あの積極的すぎるアプローチが、ダメな人はダメなんでしょうねえ。アマガミの紗江ちゃんスキルートをほうふつとさせました。
栗生さんは、隠しキャラゆえ、ルートが一つしかなく、掘り下げが足りない印象ですね。いいキャラだとは思うのですが、ちょっと残念。
菜々は…僕自身、リアル妹持ちなので、何とも言い難い…。かわいかったですけどね。美也以上に「ファンタジー」な妹だと思います。
そんな感じで、かなり楽しめました。同じ方のプロデュースによるフォトカノにも期待が持てます。会話モードが重要なキミキス、その点はフォトカノも同様なようですので、よい予習にもなったと思います。
しかし、本当にプレイしたいのは、高山さんが描く女の子が登場するゲームだったりします。なので、アマガミ開発チームによる次回作に期待しているのですが…いつになるのでしょうかねえ。
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